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大学山岳部の「冬訓練」再開へ…国立登山研修所(読売新聞)

 訓練登山中の大学生2人が死亡した雪庇(せっぴ)崩落事故により休止されていた、国立登山研修所(富山県立山町)の大学山岳部向け冬山研修会が、今年3月から再開されることになった。

 遭難しないための技術を教えるはずの場で起きた事故から10年。中高年の登山ブームが続く中、大学山岳部リーダーの養成機関がようやく復活する。

 事故は、2000年3月に起きた。冬山の実技研修として北アルプス北部・大日岳を登山中、頂上付近でひさし状にせり出していた大規模な雪庇が崩落。雪庇上で休憩していた講師や研修中の大学生ら11人が転落し、うち2人が雪崩に巻き込まれて死亡した。

 研修所では1967年の開設以来、春、夏、冬と年3回の研修会を大学山岳部向けに開いてきたが、事故後は、雪上での実技を伴う春と冬の研修会を休止。死亡した大学生の遺族と国の損害賠償訴訟が長期化したこともあり、研修は夏のみという状態が続いていた。

 再開に当たっては、文部科学省に設けられた安全検討会での提言をもとに、具体的な安全対策を練り直した。事故の原因となった雪庇については、ヘリコプターによる上空からの事前調査や、積雪量などの観測態勢の強化により、危険性の把握に努める。

 研修会は、経験豊富な登山家から直接、登山技術を学べる場として、登山を志す学生らの間で人気があり、部員数の減少などで衰退が著しい大学山岳部からは早期再開を求める声が根強かった。

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景気判断、10地域で据え置き=雇用情勢厳しく-財務局長会議(時事通信)

 財務省は29日、全国財務局長会議を開き、各地域から2009年10~12月期の経済情勢について報告を受けた。自動車などの生産活動は持ち直しているが、雇用情勢は引き続き厳しく、沖縄が下方修正し、他の10地域は景気判断を据え置いた。この結果、全国の総括判断も「生産活動が上向くなど一部に持ち直しの動きがみられる」と前回を踏襲した。先行きについては、雇用情勢や海外経済の動向が主な懸念材料とした。 

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 鳥取の連続不審死で、県警は強盗殺人容疑で元スナック従業員の上田美由紀容疑者(36)を再逮捕した。 

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首相「小沢幹事長の潔白証明望む」衆院予算委(読売新聞)

 衆院予算委員会は22日、鳩山首相と全閣僚が出席して2日目の基本的質疑を行い、小沢民主党幹事長の資金管理団体の土地購入を巡る政治資金規正法違反事件などについて論戦を展開した。

 首相は、小沢氏が23日に東京地検特捜部による任意の事情聴取に応じることについて、「小沢幹事長が検察に赴いて説明すると側聞している。まず説明がスタートだ。幹事長の潔白が証明されることを強く望んでいる」と語った。

 みんなの党の渡辺代表が「小沢氏と首相は一蓮托生(いちれんたくしょう)、運命共同体だ」と指摘したのに対し、首相は「小沢幹事長を信じているが、そのことと一蓮托生は別だ」と述べた。

 首相本人の偽装献金事件では、「書類が検察から返ってきた段階で、事務所費にどれぐらいかかっているかというようなことはお伝えできると思う。示せるところは示したい」と述べ、母親から提供された巨額資金の使途を可能な限り明らかにする考えを示した。

 一方、年金受給資格を得るのに必要な25年間の最低加入期間について、首相は「短縮も重要な発想だ。25年は長すぎる。ぜひ検討したい」と述べた。「無年金」対策のため保険料を支払う期間の短縮に前向きな考えを示したものだ。

 亀井金融相は、政府・与党が国会提出を検討している永住外国人に地方選挙権を付与する法案に関し、「国民新党は(選挙権)付与に反対だし、私も反対だ」と述べた。

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「ごめんなさい…」執拗な取り調べにすすり泣く菅家さん(産経新聞)

【足利再審 テープ再生(2)】

 《すすり泣きを続ける菅家さん。検事の追及は厳しく、そして、「足利事件」にも言及が及ぶ》

森川検事「(長谷部)有美ちゃんの事件(別の女児殺害事件)は違うと言うんでしょう。最初に捕まったときの(松田)真美ちゃんの事件(足利事件)はその通りなの?」

菅家さん「…」

森川検事「間違いない?それは」

菅家さん「…」

森川検事「あのね。ずるい気持ちを起こさないでほしい」

菅家さん「はい」

森川検事「僕は、君からどんな返事を聞かれようが、驚くつもりはないし、別に怒るつもりもないし」

菅家さん「はい」

森川検事「真美ちゃん事件はどうなの? 有美ちゃん事件は違うの?」

菅家さん「…」

森川検事「本当のことを知りたいと思っているわけだよ。君からどんな答えが出てこようが、怒るつもりはまったくないし、驚きもしないよ。有美ちゃんの事件は違う? 君はやってないの? やったのか、やってないのか。有美ちゃんのほう」

菅家さん「…」

森川検事「本当のことを知りたいと言ってるだけで、今まで話した通りに話をしろと言ってるわけじゃない。今まで話したことが正しいのであれば、その通り話してもらえればいいし。今まで話したことが事実と違っていると言うなら違うと言ってくれて構わないんだし」

菅家さん「はい」

森川検事「有美ちゃんの事件は、君がやったの?やってないの? 本当のところはどうなの」

菅家さん「やってません」

森川検事「で、もう1回聞くけど、真美ちゃんの事件はやったの?」

菅家さん「…」

森川検事「そしたらね、有美ちゃんの事件ね。やってないのに、やったと警察で話したのはなぜなんだろう」

 《ここまでテープが再生されたとき、突如、菅家さんは手を挙げて体調がすぐれないと申し出た。菅家さんは足早に退廷し、別室で休憩。約20分後に再開された》

 《取り調べは引き続き検事の執拗(しつよう)な追及が続いている》

菅家さん「すみません」

森川検事「うん」

菅家さん「ごめんなさい」

森川検事「どうしたんだ」

菅家さん「…」

森川検事「本当はやったのか君? うん、うん」

菅家さん「うー」

森川検事「本当は君がやったのか? 有美ちゃんの事件も」

菅家さん「(泣き声)」

森川検事「やっぱりそう。有美ちゃんの事件やったの? そうだね」

菅家さん「(泣き声)」

 《検事の問いに、すすり泣きの中、はっきりとした言葉では答えられず、沈黙する菅家さん。森川検事は諭すような口調で質問を続ける》

森川検事「なんか君を違うことを言うようにし向けたのかもしれないしね。僕の言葉に乗っちゃったのかもしれないからさ。あえてうそをつかしたんだったら、僕のほうが悪いんだけども。僕にも悪いところがあるんだけども」

菅家さん「…」

森川検事「なに、さっきの僕の言葉で助かるんじゃないかという気持ちがあったわけ? 違うの?」

菅家さん「…」

森川検事「思いだすのも嫌だった?」

菅家さん「はあー」

森川検事「罪が重くなると、助かるもんなら助かりたいという気持ちになったのかな? いや、なってもいいんだよ。それは誰だって、そういう気持ちになるし。そういうことなら、それとも別の理由があったのかな? どっちなの?」

菅家さん「口べたで、よく分からないんですけど」

森川検事「じゃあ、逆に聞くけども、いったんね、自分がやってないというふうに話したのにね、さっきだよ、なんでまたごめんなさいなんて言ったのさ。認める気になったの?」

菅家さん「…」

森川検事「僕はね、そんときは間違いじゃないかとかね。認めないとかいう言い方は全然してなくて。警察が怖かったとか、そんな話をね、なんか聞いたつもりなんだけど。なんで、さっきまた認めようって気になったの?」

菅家さん「警察のほうでですね、その通りだと話してて」

森川検事「やっぱりうそつけない?」

菅家さん「はい」

 《菅家さんはいったんは有美ちゃん事件を否認しながら、検事の取り調べに「自白」する。話はもう1つの女児殺害事件である福島万弥ちゃん事件へと入っていく》

森川検事「もう1つ聞くけどね、万弥ちゃん事件ね」

菅家さん「はい」

森川検事「神社の所で誘って、墓地に連れて行ったというやつ」

菅家さん「はい」

森川検事「あれも間違いない?」

菅家さん「ん、自分ではそう話しましたけど」

森川検事「ん。話しましたけどって何?」

菅家さん「…」

森川検事「ん、うなずいているのは間違いないの?」

菅家さん「はいそうです」

森川検事「違うと言ってもらえばいいわけだし、ねえ、事実のとおりだったらそのとおりだといえばいいし、ねえ、ただ僕も正直な、本当のことを知りたい」

菅家さん「(沈黙)」

森川検事「本当のことを、ねえ」

菅家さん「(沈黙)」

森川検事「この万弥ちゃんの話、もう1回聞こうか、ねえ」

菅家さん「(沈黙)」

森川検事「返事がないわけか、どうした」

菅家さん「自分です」

森川検事「やった?」

菅家さん「はい」

森川検事「そういう風に勇気がいるのか」

菅家さん「(沈黙)」

森川検事「君の口からはすぐには返事が出てこない」

菅家さん「はい」

森川検事「僕も君から調書を取って、そのとおりですと、すぐに答えが返ってもいいように思うけどね。そうですと、今答えるのにだいぶ間があるわけ」

菅家さん「…」

森川検事「やっぱり迷うね。勇気がいるかな。こうやって話すの。どうだい」

菅家さん「はい」

森川検事「そうなんだね」

菅家さん「ええ」

 《検事の取り調べに沈黙を重ねる菅家さんも、万弥ちゃん事件についても、ついに「自白」する。検事は警察での取り調べの様子に話題を変える》

森川検事「警察の取調官の印象は」

菅家さん「好きですね」

森川検事「好き? 遠慮したくていいよ」

菅家さん「遠慮じゃなくて。自分の気持ちを分かってくれるような感じなんですよね」

森川検事「真美ちゃんの事件もそうだし、万弥ちゃんの事件もそうなんだけど、警察の調べ方は何回も聞いているよね。押しつけてくるような言い方はされなかったの」

菅家さん「なかったと思います。『やったんだろ』『わかってる』とかは言われましたけれど」

森川検事「脱線しちゃったけど、『やってません』というときの気持ちと『やった』というときの気持ちは違うでしょ」

菅家さん「はい」

森川検事「ね。やってないと話したときは、どっかにわだかまりがない」

菅家さん「はい」

森川検事「やっぱあるか。あのね、有美ちゃん事件でもう1回聞くけど、警察で最初に(有美ちゃん事件について)話したのは12月20日でしょ。自分で何か書いた?」

菅家さん「自分では地図を書いたような気もします」

森川検事「最初に声をかけてから、最後はこの場面?」

菅家さん「山の」

森川検事「あの地図は記憶のまま書いたの?」

菅家さん「はい」

森川検事「記憶ないまま当てずっぽうで書いたのもあるだろう」

菅家さん「あてずっぽうはないと思います」

森川検事「じゃあ、有美ちゃん事件で警察を現場に案内したよね。あれがいつか覚えてる? 覚えてないか」

菅家さん「20日ごろですか」

森川検事「そうするとね、現場を案内する前に有美ちゃん事件に関して地図とか写真見せられた? 警察に例えばここから死体があったんだとか、パチンコ屋とか。写真でもいいし、地図でもいいし」

菅家さん「見せられたことはないです」

森川検事「地図書いたり図面書いたりして説明してるでしょ。あれは見せられないで書いたわけ?」

菅家さん「はい」

森川検事「穴を掘って埋めたと言ったよね。警察から聞いたの?」

菅家さん「いえ」

森川検事「深さや大きさも説明したでしょ。警察から説明受けてないの?」

菅家さん「受けてません」

森川検事「記憶だけで?」

菅家さん「はい」

 《検事は菅家さんが警察の取り調べで説明した現場の状況などを、記憶に基づいた説明かを問いただしていく。菅家さんは有美ちゃんの着衣や真美ちゃんの着衣についても、記憶のみで説明したと話す》

森川検事「じゃあね、本当は自分がやっていないのに、やったように説明したことはない? 警察に怒られそうな気がして言っちゃったとか。理由は何でもいいんだけど。ない?」

菅家さん「はい」

森川検事「ふーん。君のいないところで調書を書かれたことはあるかい」

菅家さん「ないです」

森川検事「君が認めた、話したことが文書になってると考えていいのかな」

菅家さん「そう思います」

 《検事は、警察での自白や供述調書が、菅家さんの任意によることを確認した》

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 「犬猿の仲」を利用して、ニホンザルによる農作物被害を防ぐ取り組みが広がっている。農家の飼い犬を訓練し、猿を追い払わせる「モンキードッグ」の導入だ。深刻な悩みを愛犬は解決できるだろうか。【春増翔太】

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 昨年11月中旬、山梨県は初めて、モンキードッグの研修会を開き、飼い主約30人と訓練中の犬10匹が参加した。県内の自治体や農協職員ら約50人が見守る中、飼い主に連れられた犬が山に入って30分。「キーキー」という鳴き声を残し、猿の群れが林の奥へ去っていった。県農業技術課によると、芋類やトウモロコシなど、猿に食い荒らされる被害は年間約7000万円。他の動物による被害が減る中、猿だけは横ばいが続く。人を怖がらず、電気の流れる柵も巧みに避ける。そうした知恵が猿にはあるようだ。

 トレーニングでは、犬に猿のにおいを覚えさせ、猿に気付いたらほえ、追いかけさせる。NPO法人「地域交流センター」(東京都)でインストラクターを務める長野県小諸市の獣医師、山下国広さん(56)によると、犬種は問わないが小型犬は向かない。「愛犬が猿を追い払ったら、思いっきり喜んでもらいます」。飼い主の協力も不可欠だ。同センターの米村洋一さん(66)は「猿は犬自体を嫌うのではなく、犬の攻撃的な行動を警戒するようだ」と話す。

 岩手県釜石市や三重県松阪市などもモンキードッグの訓練を始めた。全国で初めて予算化した長野県大町市は05年以降、毎年3~4匹を訓練し、現在は19匹が市内各所の畑を守っている。ただし、今のところは劇的な効果をあげていない。「猿は犬のいる畑を避け、隣の畑を荒らす。すべての畑に犬を配置できない」(同市)からだ。攻撃されないと分かれば、猿は犬を怖がらなくなる。木の上で農作物を食べて挑発することもあるという。

 米村さんも「犬だけでは限界がある」と話す。猿は見張りを置くなど組織的に動く。「人と犬が地域全体のチームワークで対抗しないと」。人と犬、柵による対策を組み合わせるなど、猿との知恵比べはまだ続きそうだ。

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 北海道砂川市が市有地を神社の敷地として無償で提供した行為が、政教分離原則を定めた憲法に違反するかどうかが争われた2件の訴訟の上告審判決が20日、最高裁大法廷(裁判長・竹崎博允長官)であった。

 大法廷はこのうち1件の訴訟で、違憲判断をした上で、審理を2審・札幌高裁に差し戻した。政教分離訴訟で最高裁が違憲判断を示したのは、1997年4月の愛媛玉ぐし料訴訟判決に次いで2件目。

 違憲判断が示されたのは、同市空知太西五条にある「空知太神社」の敷地を巡る訴訟。1審・札幌地裁、2審・同高裁判決によると、空知太神社の建物は町内会館と一体化しており、鳥居などとともに市有地上にある。原告は敷地の無償提供が違法であることの確認を求め、1、2審はいずれも「明らかに宗教施設で、特定の宗教を援助している」と違憲判断を示して請求を認めたため、市側が上告していた。

 一方、同市が、市有地だった神社敷地を地元町内会に無償譲渡したことの違憲性が争われた「富平神社」を巡る訴訟では、大法廷は合憲とした1、2審判決を支持する判断を示した。

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 18日召集された第174通常国会は、民主党の小沢一郎幹事長の元秘書、石川知裕衆院議員らの逮捕を受け、野党側が「政治とカネ」を巡って攻勢を強めている。政府・与党は21日から衆院予算委員会で09年度2次補正予算案の審議入りを目指しているが、野党側は日程協議に応じる姿勢を見せず、審議のめどは立っていない。

 18日は菅直人副総理兼財務相が財政演説を行った。19日に衆院で代表質問を行い、20日に参院で行う予定。民主党は質問を見送る。

 政府・与党は今後、21日から衆参予算委員会をそれぞれ3日ほど行い、28日に2次補正予算成立、29日に首相の施政方針演説など政府4演説、2月から10年度予算案の審議に入り、3月中に予算を成立させたい考えだ。だが、18日の衆院予算委理事懇談会では、与党側が「21日の審議入り」を強く求めたのに対し、野党側は鳩山由紀夫首相や小沢幹事長の「政治とカネ」の集中審議などを要請。物別れに終わった。19日に再度協議する。【鈴木直、野原大輔】

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